シックハウス症候群という言葉をニュース番組などで見かけるようになって、多くの人が知っている世の中になっていますよね。でも、何となく体に悪そうだということが分かっていても、意味を正確に理解していない人も多いと思います。そこで、そもそもシックハウス症候群って何?というところから調べてみました。
シックハウス症候群は、「室内空気汚染、化学物質過敏症」などとも呼ばれています。室内の空気が悪くなり、化学物質に反応するものだということが分かりますね。「シックハウス症候群」という言葉自体は建築用語で、「症候」というもののひとつです。ちなみに、症候とは、病気によるさまざまな肉体的・精神的な異常のことを指します。
では、どうしてこのシックハウス症候群が一般的なものになってしまったのでしょうか?
日本の住宅は昔、木造で扉や窓は広く、通気性がとても良いものだったそうです。私も30代ですし、子供のころのおじいさんの家を思い浮かべるととてもよく分かります。四季がある日本では、寒くても暑くても、湿気があっても乾燥しても対応できる柔軟性の高さから、木造建築が選ばれていたのでしょう。
ですが、オイルショックなどが起こった1970年代に省エネルギー政策というものがあり、高気密・高断熱の住宅を建てましょう!ということが基準となったのだそうです。これが、シックハウスのルーツではないかと考えられています。空気の通りが悪い家が沢山建ち、悪い物質が外に出て行かなくなっているのです。
続いて、シックハウス症候群の症状について、軽くまとめてみます。大まかな症状としては、新築住宅やリフォーム後の住宅において、そこに住み始めた人が、「めまいや頭痛、目の痛み、鼻炎、のどの痛み、嘔吐」などの健康障害を引き起こすことのようです。室内での「知覚症状」が多いと書かれていました。
固有の症状というものはなくて、個人差が大きいで「この症状が起きます!」とは言えないようですね。とはいえ、少し具体的な例も気になるので、少しピックアップしてみました。例えば、思考力が落ちたり、注意力がなくなったり、眠れなくなったり、イライラしたり、手足が冷えたり、精神障害になったり、下痢になったり、喘息になったりと、本当に様々な症状が起こりうるということでした。
新築の家であったり、リフォーム後の部屋であったりといった場での快適な生活を夢見ていたら、健康でなくなった!なんて洒落になりませんよね。家族全員の健康が悪くなったら、「風水的に…」とか、「引越し?でも、急には無理」といった事を考える前に、まずは「常に空気の入れ替え」をして、「専門家にも相談」して、「空気触媒などの対策も活用して」といった具体的な対策を取ることをお勧めします。せっかく手に入れた家や部屋で、快適に住み続ける事ができるのが一番ですものね。